看護師は業務独占資格が必要という理由から、転職しやすい職種です。
しかし、他記事でも述べたように、転職する時は収入や職場環境を重視する人が多いですが、それと同様に福利厚生も重要になってきます。
福利厚生とは収入以外の待遇のことを指し、これが充実しているとモチベーションを上げられるのです。
各種保険を筆頭に、交通費の支給や看護師寮などは代表的な福利厚生であり、そのほかにも出産や育児のサポート、復職支援といった福利厚生もあります。
医療機関のなかには、高収入を積極的にアピールする職場がありますが、看護師が転職する時にこだわる大きなポイントが収入であるためです。
しかし、収入は平均より高くても、福利厚生が非常に手薄になっている場合は、高い満足感を得られない可能性があります。
一方で収入は平均レベルでも、福利厚生が充実していれば満足感が上がるでしょう。
仕事とボランティアの最大の違いは、見返りがあるかどうかです。
もし収入や福利厚生などを得られなければ、仕事をする意欲が湧いてくることはないでしょう。
職場側から見た福利厚生には、人材を確保する目的があります。
人材を手放さないために福利厚生を充実させたり、独自のサポートを用意したりするのです。
一般的に離職率の低い職場は福利厚生が手厚く、スタッフの満足度が高いと言えます。
また、職場によって運営方針が異なり、なかには資格取得のサポートをしてくれる職場もあるでしょう。
生涯において働ける職場を探すことが、満足度の高い職場探しのコツです。